投資の失敗から学んだ資産形成の道
投資との出会いと最初の失敗
私は若い頃からお金を増やすことに興味があり、投資の世界に足を踏み入れました。しかし、その第一歩は手痛い失敗から始まりました。
2005年、ドットコムバブル終焉の波に飲まれ、個別株に100万円を投じて大損。勢いで買ったものの、何の知識もなく、ただ上がると思い込んでいた結果でした。それでも投資への興味は捨てきれず、時々株式投資をしていましたが、真剣に取り組むことはありませんでした。
そして2018年、再び大きな失敗を経験します。今度はFXに手を出し、レバレッジを使って取引。しかし判断ミスと欲張りすぎたトレードが続き、結果として200万円の損失を出してしまいました。これだけの損失を出しても「まだ何とかなる」と楽観視していたのですが、この考えが大きく変わる出来事が訪れます。
資産形成への意識改革
2019年、世間を騒がせた「老後2000万円問題」。
結果的には一時的な話題で消えてしまいましたが、このニュースを見たとき、私は大きな危機感を覚えました。40代を迎え、老後資金の準備を考えなければならない時期にきている。にもかかわらず、これまでの投資はギャンブル要素が強くで、資産形成とは程遠い状態。そこで、これまでの適当な投資ではなく、本気で資産形成に取り組もうと決意しました。
ちょうどその頃、海外駐在という環境にあり、400万円の余剰資金を確保していました。この資金を元手に、帰国後の2019年から改めて投資をスタートしました。
NISAの失敗と投資の見直し
最初に手を付けたのはつみたてNISA。
今でこそNISAは情報が豊富で、多くの人がS&P500などの指数に連動した商品を選ぶことが一般的ですが、当時の私はまだ投資に関する知識が浅く、情報も少なかったため、某大手銀行の口座で商品数も少ない環境で開始してしまいました。
その結果、当初のポートフォリオは今振り返るとかなり微妙なもので、
- 株式、債券バランス型ファンド
- 国内中小型株ファンド
- 先進国株ファンド(S&P500ではない)
といったラインナップで運用を開始しました。
「せっかく投資を始めたのに、もっと良い商品があったのではないか?」と思うこともありましたが、結果としてこの経験が私の投資に対する勉強意欲を高めることにつながりました。
このブログでは、これから投資を始める方が同じ失敗をしないために、NISAの選び方や投資の基本情報、必要な知識をわかりやすく伝えていくつもりです。
仮想通貨との両軸運用
同じ2019年のタイミングで、私は100万円分のビットコインを購入しました。
仮想通貨はリスクの高い資産クラスであり、大きく成長する可能性もあれば、一瞬で価値がなくなるリスクもあります。ですが、独身だからこそ「最悪無くなってもいいや」という気持ちで資産の一部を投じる選択肢も取れるのではないかと考えました。
その結果、現在のポートフォリオは以下のような形になりました。
- 日本株:約40%(個別高配当銘柄と一部インデックス)
- 米国株:約30%(S&P500その他インデックスを中心に)
- 仮想通貨:約20%(ビットコイン中心)
- その他:約10%(米国債券、新興国株式、コモディティ等)
「長期投資+仮想通貨」の両軸運用は、一般的な資産形成とは少し異なるスタイルですが、「攻めの投資」と「守りの投資」のバランスを取りながら資産を増やしていくというのが私の戦略です。
今後のブログ更新について
このブログでは、
- 投資初心者が最初に知っておくべき基礎知識
- NISAやiDeCoなどの制度をどう活用するか
- 仮想通貨をどのようにポートフォリオに組み込むか
- 長期投資のメリットと実践方法
- 実際のポートフォリオや運用実績
などを中心に発信していく予定です。
私自身もまだまだ学ぶことが多いですが、同じように投資を考えている方々と一緒に成長していければと思っています。
これから投資を始める方、すでに始めているけれど方向性に悩んでいる方、ぜひ一緒に考えながら資産形成を進めていきましょう!
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