投資ニュース

メガバンクの強さが際立つ一週間|3/16~3/22の日本株トレードと配当戦略

概要(目次)

  • 1. 3/19の日米政策金利発表の影響
  • 2. 今週の日本株トレード結果(3/16~3/22)
    • 実現損益(+54,392円)の内訳
  • 3. 3月配当戦略と権利落ち後のポジション検討
  • 4. まとめと今後の展望

3/19の日米政策金利発表の影響

3月19日は米連邦準備制度理事会(FRB)と日本銀行による政策金利発表が相次ぎました。米国では18~19日のFOMC(連邦公開市場委員会)にて主要政策金利が市場予想通り据え置き(誘導目標レンジは4.25~4.50%)と決定されました。一方、日本銀行も同日まで開催の金融政策決定会合で現行の政策(金利水準0.50%程度)を維持し、追加の金融緩和縮小を見送りました。これら日米中銀の方針にサプライズはなく、市場は「無風」でイベント通過した印象です。実際、19日の日経平均株価は前日比わずか-0.25%の下落にとどまり、大きな混乱は見られませんでした。

政策発表後の為替や金利動向も安定しており、投資家の過度な警戒感は和らいだようです。その結果、リスク回避の動きは限定的で、日本株市場全体に底堅さが感じられました。特に米国の利上げ停止観測や日本の金融正常化への期待感は、金融セクターに追い風となりました。市場では早くも次の一手を読み始めており、直後に発表された日本の物価指標などを手掛かりに、新たな動きが出ています。

今週の日本株トレード結果(3/16~3/22)

全体サマリー

  • 実現損益合計:+54,392円
    • 利益合計:57,343円
    • 損失合計:-2,951円

銘柄別損益

銘柄名合計数量実現損益
三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)100+35,274円
日本ヒューム (5262)200+12,755円
NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 (1321)23+3,915円
NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信 (1306)50+2,448円

今週はメガバンクの強さが際立ちましたね。とりわけ3月21日には長期金利上昇(日本の2月CPIが市場予想を上回り追加利上げ観測が浮上)を背景に銀行株が急伸し、TOPIXは昨年7月以来の高値水準まで上昇しています。この追い風を受けて三菱UFJ株も大きく上昇したため、週末にかけて保有分を利益確定しました。

一方、日経平均やTOPIX連動のETFについては上値の抵抗感を意識し、ポジション調整を行いました。今週の日本株市場は指数が高値圏だったこともあり(TOPIXは2800超えで昨年高値水準)、欲張らず小刻みに利食いを進めています。例えば日経平均ETF(コード:1321)は39,000円台後半で何度か部分利確し、僅かながら+3,915円ほどの利益を確保しました(上記明細参照)。指数全体の上昇余地が限られると判断し、リスク管理を優先した形です。

また、短期トレードとは別に中長期目線で割安に見えた電力株を今週新たに買い増ししました。電力セクターは業績改善や規制緩和の期待がありつつ株価が低迷していたため、配当利回りも踏まえて魅力的と判断しています。こちらはすぐには結果が出ない見込みですが、今後の値上がりと配当収入の両取りを狙ったポジションです。

配当戦略と権利落ち後のポジション検討

2025年年間予想配当金のシミュレーション

どちらかといえばバリュー投資派の私にとって、権利確定後の動きは重要です。直近では3月27日が権利落ち日となりますが、この日に株価が大きく下げなければ、一部ポジションの売却を検討します。権利落ち直後は配当分だけ株価が下がる傾向がありますが、権利落ち後に株価が大きく調整した場合は無理に手放さず、配当金を享受しつつ次の回復を待つスタンスを取りたいと思います。いずれにせよ、配当権利取りとその後の値動き次第で機動的にポジションを見直し、配当金とキャピタルゲインのバランスを図っていきます。

まとめと来週の展望

今週はメガバンク株の強さが光り、銀行セクターが日本株市場を牽引しました。今後もインフレ動向や日銀の金融政策次第では銀行株に追い風が続き、引き続き注目されるでしょう。一方、株式指数は高値圏にあるため、ETFなど指数連動投資では上値追いに慎重になる必要があります。来週以降は3月期決算企業の権利落ちが本格化するため、一時的な株価のブレにも備えつつ、ポートフォリオのリバランスを進めていきます。

投資戦略のポイントとしては、権利落ち後の押し目があれば次の買い場と捉えること、そして政策金利や経済指標などマクロ要因にも目を配ることが挙げられます。特に日銀の次回会合や物価動向は、メガバンク株や高配当株のトレンドに影響を与える可能性が高く、要注目です。今後も市場の地合いを見極めながら、堅実なトレードとポジション管理を心掛けていきます。引き続き日本株市場の動向を注視しつつ、トレード戦略と配当戦略を柔軟に組み合わせて資産成長を目指していきましょう。

ABOUT ME
いけだい
現在会社員として働きながら、40歳を超えて投資を通じて本格的に資産形成を進めています。このブログでは、**「これから投資を始める人」や「今後の資産形成に漠然と不安を感じている人」**に向けて、実体験を交えた情報を発信しています。
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